内容解説 |
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最初はオープニングタイトルです。 | |
出演モデルの及川君。鍛え抜かれた身体です。 | |
タイトルバックが終わると上記の画面が。本特許の説明をスライドショウでみていただけるようになっています。 | |
基本的なお約束1 |
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基本的なお約束2 |
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DVDプレイヤーのリモコンで操作できることです。 |
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メイン画面です。チャプターは大きく5つに。その中に細かく分類されています。本作では練習のため、全部を一気に再生するコマンドは用意していません。練習のたびごとに必要なチャプターを選択して繰り返して練習して欲しいからです。DVDならではのメリットです。 |
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腹臥位の施術編メニュー画面。 |
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背部の施術画面です。右下に現れた「スコア表示」があるときにはリモコンで「マルチアングル」ボタンを押してください。すると。 | |
このような画面が登場。実際の母指圧とリズムが見えてきます。この画像では途中からリズムが早くなっているのがはっきりと分かりますね。 | |
テロップも的確なアドバイスを心がけています。 | |
腰部の腸肋筋では・・・ | |
さきほどの背部の面圧よりもはるかに強い圧で施術しているのが分かります。 | |
オプショナルテクニックとしての肘を用いたストリッピング。 | |
マッサージスコア(R)も肘の表示でその圧力の強さをはっきりと表しています。 | |
柔軟性に富んだアスリートの菱形筋部。驚くべき柔軟性です。 | |
深く圧をかけて、さらに細かく刺激しています。 | |
菱形筋部へのオプショナルテクニックの一例です。 | |
三角筋部をどのような肩関節角度で行うのかを示しています。 | |
この肢位での三角筋への面圧はやや弱いようですね。それでもリズミカルに行っているところが分かります。 | |
上腕三頭筋部へのアプローチです。 | |
中指、人差し指がよく使われているのが分かります。 | |
僧帽筋上部繊維へのニーディング。スコアがあると左右の手の動きがわかりやすい。 | |
肘で背部に行う長いストロークでは、圧の強さの位置関係が理解しやすい。 | |
足関節周りの細かな施術を面圧で表現したものがあったでしょうか? | |
中指や示指の面圧変化がわかりやすい。 | |
殿筋へのアプローチは回転方向と・・・ | |
その面圧変化を見ることが出来ます。 | |
アスリートにはさらに強刺激も必要。 | |
その刺激量がよく分かります。 | |
上腕部への施術も画像ではワンパターンに見えるのですが・・ | |
そのリズムがはっきりと違いを表現しています。 | |
手のひらはスイマーはとても疲れるのだそうです。当然強刺激になります。上図と比べてみてください。3倍以上の面圧がかかっているのが分かります。 | |
下腿の施術でもリズムや圧力が違っています。 | |
両母指で行っています。左右の圧がほぼ同じということが分かります。 | |
細かいクロスファイバーストロークです。スコアが全く異なるリズムをはっきりと。 | |
これは筆者の特異的な施術法。前脛骨筋の筋腹への圧と筋腱移行部への圧の変化が見てとれるスコアの影像です。筋腱移行部に行くにしたがって面圧が弱くなっているのが分かります。 | |
内側ハムストリングスへの母指のクロスファイバーストロークは小刻み且つ、振幅の大きなストロークです。 | |
肘を用いた外側ハムストリングスへの刺激です。マークがあるところは面圧が測定閾値を下回り、再度表示している部分です。それだけ振幅(面圧変化)が大きいことを表しています。 | |
続いて側臥位です。 | |
側臥位で頭板状筋、頭半棘筋、肩甲挙筋などへアプローチするときは疼痛を感じさせないようにそれまでの施術よりはるかに加圧勾配と減圧勾配が緩やかなのです。 | |
この肢位で三角筋や大円筋、広背筋、前鋸筋などへアプローチしています。 | |
三角筋へのフリクション、クロスファイバーストロークはこのように大きく外転させて筋線維を弛緩させます。良肢位だけでやっていてはアスリートには喜ばれないのです。 | |
菱形筋へのストレッチングでは肩甲骨内縁に四指を引っかけて大きく、大胆に行っています(これは必ずコンセンサスを得て行うように)。 | |
チャプター4は仰臥位です。 | |
前脛骨筋への刺激はアスリートにとって必要不可欠。多くのアスリートが「もっとしっかりと刺激して欲しい」と思っています。私は仰臥、側臥、腹臥のすべてで前脛骨筋へアプローチします。これは指顆によるストリッピング。脛骨縁を誤って刺激しないように示指だけを進展しています。 | |
押圧するだけでなく、リズミカルな振戦を加えながら筋全体の脈管に働きかけています。 | |
そのリズムで膝関節周りのフリクションを行い、 | |
大腿部への大きな振戦を加えています。アスリートのハムストリングスの大きな揺れ方に驚かれると思います。 | |
大腿の前面、大腿四頭筋は疼痛を感じやすい、又はくすぐったく感じると反射的にアスリートが動いてしまいます。支え手が外旋、外転をしないようにサポートしている画像です。このような「現場で培ったコツ」が随所にちりばめられています。 | |
この肢位では前腕(肘頭に近い部分)を用いた大胆な大腿直筋へのアプローチ。当然、手でサポートできない部分は、施術者の足も使ってアスリートの股関節のぶれを防いでいるのです。 | |
腹直筋の筋縁に四指をかける手技 | |
多くの施術者が撫でるようにしか刺激をしていないのですが、このようにしっかりと圧をかけるのです。 | |
手前側の施術では母指を用いてます。四指(中指)での圧勾配、最大圧とが同じように出来るように心がけています。 | |
大胸筋の鎖骨部、胸骨部へのストリッピング。特にスイマーでは必ず行うべきアプローチのはずですが、意外と行われていない現状があるようです。 | |
大胸筋の胸骨部へのアプローチで、筋全体の振戦をはかります。 | |
スイマーにとっては大胸筋の疲労感はすぐにタイムに響いてしまいます。痛みを感じるような施術でも、後の筋循環改善を感じてもらえるように最大の注意をはらって行うべきです。 | |
頚部では、仰臥位で後頚部を行うのは私の常識。深くリラックスできる時間も提供しましょう。この手法の詳しい解説は前作「マッサージスコアで学ぶオイルマッサージ」を練習すると良いでしょう。 | |
左右同時に行うストリッピング | |
写真だと分からないでしょうが、スコアがあるとてきめんですね。左右交互のクロスファイバーストローク。ゆったりと行えるようにしてください。 | |
一見ただのヘッドマッサージのようですが、アスリートにとって重要な咀嚼筋群へのアプローチは忘れてはいけません。しっかり、確実に行えるように練習しましょう。 | |
まとめの叩打法です。 |
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さあ、まとめの叩打法です。施術の終了まで気を抜かずに、丁寧に行いましょう。長い軽擦の後は、 滾法(こんぽう)です。 | |
滾法(こんぽう)は呉澤森先生直伝です。 | |
細切叩打(切打)法です。肩上部と殿筋部では当然リズムも変化をつけています。このあたりのコツをしっかりと練習してください。 |
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マウスを画像に乗せてみてください。袋打ち(宿気打)です。 |
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じっくりごらんいただき、ありがとうございました。このDVDの良さが分かっていただけたと事と思います。マッサージスコア(R)による練習用DVDはこれまでの練習用教材とは異なるハイレベルな練習をサポートします。繰り返し練習して、あなたもアスリートに喜ばれるスポーツマッサージを提供出来る施術者になってください。 |
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出演:長谷川尚哉(はり師・きゅう師・あん摩マッサージ指圧師・神奈川衛生学園非常勤講師・東洋鍼灸専門学校非常勤講師・ITECアロマセラピスト・筑波技術大学客員研究員 定価:9500円+税 ↓代金引換郵便で決済(手数料¥250) |
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著者解説 初回作である「マッサージスコア(R)で学ぶオイルマッサージ」ではベーシックルーティンを、今作からは応用技術満載の教材となりました。特に長く拝見している実際の患者さまでもある、水泳競技の(元)日本記録保持者をモデルに迎え、実際の技術をほぼすべてお見せするシリーズ第一作です。水泳選手に特有の筋疲労のパターンを意識した個別筋へのアプローチは皆さんにとって有用であると思います。また、前作よりもさらに使いやすくなったマッサージスコア(R)表示部分は通常画像とは別に、マルチアングルボタンを用いて、はっきりと見やすくなりました。マッサージスコア(R)ソフトウエアのもう一つの機能「音声表示」も加わり、より感覚的にリズム、強弱をつかむことが可能です。この教材を用いて練習した施術者は「ひと味違う」施術が出来るでしょう。繰り返してしっかりと練習できるDVD教材の時代が開かれます。 |
マッサージスコア(R)で学ぶ
アスリートが喜ぶスポーツマッサージ
ベーシック&オプションテクニック1(スイマー編)DVD